09月15日06時02分 発表
群馬県では、15日昼過ぎから16日明け方にかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
低気圧が北海道付近にあって東北東へ進んでおり、寒冷前線が東北地方を通り、日本海にのびています。寒冷前線は15日夜にかけて東日本付近まで南下し、16日にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、群馬県では、15日昼過ぎから16日明け方にかけて、大気の状態が不安定となるでしょう。
群馬県では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[雨の予想]
群馬県では、15日昼過ぎから16日明け方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
15日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 40ミリ
北部 40ミリ
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 30ミリ
北部 30ミリ
15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部 80ミリ
北部 80ミリ
[防災事項]
群馬県では、15日昼過ぎから16日明け方にかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する群馬県気象情報」は、15日17時頃に発表する予定です。
詳しくは気象台ホームページをご確認ください。
https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&area_code=100000&format=table