大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報 第21号

09月02日05時16分 発表

群馬県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

[気象概況]
前線が日本海から北日本を通って日本の東へのび、3日にかけて本州付近を南下する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、群馬県では2日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
群馬県では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

[雨の予想]
群馬県では、2日夕方から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  南部 50ミリ
  北部 50ミリ

[防災事項]
群馬県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。

詳しくは気象台ホームページをご確認ください。
https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&area_code=100000&format=table